アウトサイドイン(ダイアログコーチングのB面)

【本質】&【感情】&【知性】をアウトサイドイン
あたらしくブログを立ち上げました
このブログでは、プライベートからオピニオン的なもの、告知や映画の感想など雑多になっていました。

私個人としては、「自分」なので違和感なかったのですが、読んで頂ける方にとっては、要らない情報満載なので、カテゴリを分けて投稿するようにしました。

コミュニケーション、組織マネジメント、心理モチベーションに特化したブログを立ち上げました。

このブログです。

ある程度、関連する過去記事(2009以降です)をいくつか持って来ました。なので元のブログでも、このブログでも、一部の記事が重複しています。


よろしくお願いします。
| Izun | コーチング | 01:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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心打たれました:児玉龍彦さん(追記有り)


「人間」を感じました。

児玉龍彦氏
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/research/profiles/008/index.html


(追記)

あらためて、人間の智慧とは? という問いかけが頭に浮かびます。

それはモノゴトを「ありのまま観る」というシンプルなこと。

自然環境、科学的事実、人の気持ちや思い、社会の状況・・・これらを曇りなく「ありのまま観ている」
だからこそ児玉龍彦氏の発言が伝わってきます。



現代社会は、どれだけ「ありのまま観ない」思考に溢れていたのか、を痛感します。



児玉龍彦氏は、人間への好奇心と優しさと尊厳を抱えて、参考人として発言されたように思います。

リーダー、とは 何か?

希望、とは 何か?

誠実、とは 何か?

生きること、とは 何か?

あらゆる思いが集約していると感じました。



有難うございます。

| Izun | ライフ | 04:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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[連歌]質問力は大事だと思う
レッドクリフの質問
レッドクリフの質問 / june29


質問力は大事だと思う


海部美知さんのブログ。
「なでしこジャパン」の報道から、質問する力についての記事です。

たしかにそう思います。

私はコーチとして、質問することを、仕事としていますが、それでも質問というのは難しいと思います。

コーチングセッション(コーチングを行う時間)では、相手の思考を揺さぶるような質問が良いとされますが、そこが難しいところでもあります。

なぜかというと、質問というのは2つの方向があるからです。

その1:質問する側の世界観で質問をすること。

質問する側が、情報を求める場合のことです。

例えば、道に迷った時に目的地の場所を尋ねる場合や、授業で分からないことを聞く場合、などですね。

質問する側が、何を知っているのか、そして何を知らないのか、を明確にしておかないと、的確な質問はできないです。

その2:質問される側の世界観で質問をすること。

質問される側に、好奇心を向けて、お互いの関係性を構築する目的の質問です。

例えば、上司が部下に対して成長を望む場合であるとか、家族関係や友人関係を円滑にする場合、などです。

質問する側は、質問される側の意識やイメージ、理論を共有しながら、共に映画を見るように質問していきます。


実は、日本において多くの場合は、「その2:質問される側の世界観で質問」が必要な状況において「その1:質問する側の世界観で質問」ということをやっていると思います。

質問によって、人間関係が良い方向に変化することを知らなかったりします。むしろ質問によって人間関係を悪化させているケースが多いと感じます。メディアの取材ではこのパターンが多いですね。


その意味では、質問する力、更に言えば質問される側の世界観で質問する力、いうのは日本の社会ではもっと注目されるべきなのかもしれません。


例えば、ハリウッドで映画ジャーナリストをやっているはせがわいずみさんという友人がいる。ハリウッド俳優や監督へのインタビューが本業で、たくさん話を聞いた中からエッセンスだけが記事になっているが、彼女の大元のインタビューやりとりを見ていると(翻訳を手伝ったりしているので、省略なしの生インタビューを見たことがある)、彼女がこういった「質問術」を駆使して、ひじょうに面白い話を聞き出していることがわかる。もちろん、いくつか「定型」の質問というのはあるのだが、それを切り口として「次」に展開するのが上手だし、それができるためには、当然相手の過去の履歴や評判、比較対象にする他の監督や俳優や作品の「引き出し」がたくさんなければいけない。「ギョーカイ用語」もうまく散りばめないといけない。さすが専門家、普段からの蓄積だなぁ、と感心する。


ここに書かれている通り。
質問する力というのは、概念的なことだけではなく、知識も要求されますね。

私がコーチングを依頼されて企業の組織やチームの活性化に関わる場合には、ある程度の業界の知識、専門用語、その会社独特の世界観や言葉遣いを、素早く吸収するように心がけています。

これを先の例で解説すると、本来は「2:質問される側の世界観」で進むべきところ、私が知らない用語や、背景などを、聞くことによって「1:質問する側の世界観」の質問になってしまうからです。この比率が多くなると、関係性を好転していく機会が失われていくからです。

なので はせがわいずみさん という方は、業界に精通されているから当たり前なのでしょうけど、「引き出し」をたくさんもつことで、どっぷりと「2:質問される側の世界観」で相手との関係を築き、より深いエピソードをひき出すことを行っているのかも知れません。

メディア人でない、普通の日本人も一般的には「質問力」をあまり鍛えられていない。私が日本で講演会をやると、ほとんど質問が出ない。学校教育の中で、初対面の人に質問するための「質問術」をあまり問われることなく、奨励もされない中で育っているのだから、ある程度仕方ないとは思うが、これはもったいない。


そうですね。
学校教育は影響が大きいと思います。

ちなみに以前に私が、授業や講演で質問がでないことについて書いた記事があるので時間あれば参考にしてください。
学習への回帰

「正解するかどうか」を気にしているから授業や講演会で質問できない可能性はありますね。どうやって「自分の思考を広げるか」という視点で質問する教育を受けていないことは確かです。


最後に、質問や問いかけにはパワーがあります。

質問によって思考や気持ちの中にポコッと「空白」が生まれます。

人間は、その「空白」を、埋めようとする習性を持っているのです。

「空白」を埋めることができたら、満足感を感じます。

そしてまた「空白」を探していく・・・



初対面の人に質問する力というのは、会合などで知らない人と会話をするための力にもなるし、知識という意味でも、人間関係という意味でも、いろいろな扉を開いてくれるものだと思う。


質問は空白を生むツールであり、空白を埋めることで人間は満足感を得ることができます。

「質問される側の世界観」で質問すると、相手が空白を埋める行為によって満足感を促進するので人間関係がよくなるのです。



これからは、質問する力、の教育に注目していく必要があると思います。



JUGEMテーマ:ニュース


| Izun | コミュニケーション | 03:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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書き言葉 と 話し言葉 と その未来

先日、リテラシーについて研究されている方とお話する機会がありましたので、そこから思いつくことを書いてみます。


1:リテラシーと「書き言葉・話し言葉」



リテラシーとは読み、書きする能力のこと、とのこと。ITリテラシーやメディアリテラシーという言葉も生まれていますが、元来はリテラシーは読み書きする教育や能力のことです。

人間は、言葉を書くことによって蓄積型入出力のコミュニケーションを手に入れたと言われていて、数学や科学、哲学は、読み書きする力から生まれているそうです。

読み書きする能力を、手に入れると、論理的な思考や、知識のつなぎあわせが出来るそうで、現代の社会にとっては必要不可欠な能力と言えます。

人間のコミュニケーションという視点では、先程の蓄積型入出力のコミュニケーションという考え方と、発散型入出力のコミュニケーションがあります。

蓄積型が「書き言葉」(読み書き)であり、
発散型が「話し言葉」(聴き話し)です。

話し言葉は、まさに話すこと、なのでそこには感情や背景が入り交じった雑多で曖昧な情報と言えます。書き言葉は、論理的で明示的である事が特徴です。
(書き言葉を話すこと、話し言葉を書くこと、もあるので、厳密には線引きは出来ないのですが)

2:SNSの未来と言葉



TwitterやFacebook等、情報発信や共有のツールが流行っています。

遡れば、情報というものが1箇所に集められ構造化されて、決まった流れで配信されていたのですが、現在は、インターネットという通信のインフラによって、情報空間と言われる「場」が形成されています。このインターネットというインフラ上で、情報は1箇所に集めるのではなく、構造化もされず、瞬間に、多方面に拡散されていきます。

そして今は、TwitterやFacebookが、個人と個人を直接、双方向につなぐ「場」になっているといえます。

このような環境の変化が起きている中、書き言葉と話し言葉はどうなるのでしょうか?

インターネットは、画像や音声、動画等の扱うことが出来ますが、基本のコミュニケーションに使われるものは、書き言葉になります。書き言葉の重要性や、効率性に注目され、補完する取り組みも活発になると思います。

一方で、話し言葉、や話す場、が、重要であるという認識になっていくと考えられるのではないでしょうか?

3:対話の重要性



話し言葉は、今この瞬間に起きていることを扱います。自分の意識の中、感情、身体感覚など、混沌とした情報を言葉にしていきます。

相手の言ったことには言語だけでなく、混沌とした情報が含まれています。元気無さそうな声、嬉しそうな表情など、言語以外の情報で、書き言葉では伝わらない情報です。

人間が将来さらに高度な書き言葉ベースの情報空間を活用すればするほど、伝わらない情報が置いてけぼりになる可能性はあると思います。


OECDのPISAでは、リテラシー教育が高度に徹底されている日本の学力(問題解決能力)のランキングがどんどん低下しています。一方で北欧のフィンランドのランキングは上位になっています。
*PISA
http://www.pisa.oecd.org/
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/data/pisa/index.htm


PISAの研究をされている白百合女子大の田島教授の話では、この違いは、対話の学習、いわゆる教育のデザインの違いであるそうです。つまり高度なリテラシー教育だけでは問題解決の力は発揮できないとも言えます。フィンランドや、PISAの調査対象ではないキューバでも、対話の学習が重要視され、教育システムに組み込まれているそうです。

対話というのは、常に問いかけ、違ったアイデアを繋ぎ、視点を変え、発想する、振る舞いであると言えます。蓄積された知識の中に正解がない場合、自ら作り出すしかありません。だからこそ問題解決能力には、蓄積型ではない発散型の対話が必要なのです。

相手の言葉にならない感情を受取るからこそ、自分の気持ちが動き、意識を刺激します。そして論理的ではない、何かの閃きが生まれるはずです。

対話は、これからの時代に求められる要素なのではないでしょうか?

4:バランスをとる



対話が重要であると言いましたが、そこはバランスも重要です。
蓄積型の書き言葉と発散型の話し言葉のバランスという意味です。

書き言葉で人類は文明を築いてきました。

ただ、書き言葉の文明は少し急ぎすぎてきたのではないでしょうか?
話し言葉は、ノロマでやっかいなもの、と思い込まされてきたのではないでしょうか?

ミクロネシアのヤップ島では、大昔からアウトリガーカヌーを建造する技術、水平線より先にある島々を認識する技術、星図や海図を貝殻を集めてつくる技術、星、波、風を読み未知の海域に対してイメージで海をわたる能力、それぞれが伝統として口伝で後継されます。つまり書き言葉ではないのです。(大阪の国立民族学博物館では、ミクロネシアの伝統航海術に関する展示がされています)

口伝の内容は現代の情報通信技術や工業技術をベースにした航海術に匹敵、時には凌駕する高度なものです。

書き言葉でないと高度な技術や理論にならないという先入観を打ち壊す事例ですね。

これからはインターネットインフラベースのコミュニケーションが増大していくと予想されますが、だからこそ話し言葉の重要性に目を向けていく必要はあると思います。

そしてそれは、人間そのものに好奇心を向けること、なのではないかと思います。






JUGEMテーマ:学問・学校


| Izun | コミュニケーション | 15:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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映画をこよなく愛すること:「SUPER 8/スーパーエイト」

「SUPER 8/スーパーエイト」
http://www.super8-movie.jp/


この映画には感銘を受けました。

映画のすべてが詰まっている、そんな言葉が浮かびました。

あらためてJ・J・エイブラムスの映画に対する愛情が伝わってきた気がします。


すべての出来事、セリフ、描写が、重なり連なって謎を解き明かし一気に最後まで物語を運んでいきます。

良かったところは、少年少女たちの、純粋な遊び心、切ない恋心、家族との関係、勇気、などなど、ありありとした息吹を感じる描写が全編から溢れ出している点です。これを観るだけでもオススメです。


この物語は、謎の怪物が出てきます。
しかし、生きること、分かり合うこと、前に進むこと、がテーマだと感じました。


いつまでも、悲しみ、恨み、を抱えていては、前に進めない。

本当の気持ちを伝えること、格好悪くても、気持ちを伝えれば、その瞬間に運命が魔法をかけてくれる。


人間は、ひとりじゃない、誰かと共にいる「気持ち」がそこにはある、という強烈なメッセージが伝わってきました。



映像がJ・J・エイブラムスらしいところもよかったです。レンズフレアを効果的に使うところは「スター・トレック」を彷彿とさせますね。スペクタクルシーンも彼のこだわりが感じられます。

映画の主人公である少年たちはゾンビ映画を撮る設定なのですが、それに出てくるのはジョージ・A・ロメロへのオマージュ。このあたりもマニアを喜ばせるツボを心得ていますね。


心がキュンとする映画でした。



J・J・エイブラムスのTEDの映像があります。2007年の映像ですが、コレを見ると「SUPER 8/スーパーエイト」の背景にある、彼の思いを感じ取ることができます。




字幕付きはコチラ
J・J・エイブラムスの謎の箱
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/j_j_abrams_mystery_box.html


| Izun | 映画 | 10:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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とても心に残るお別れ:関西テレビ放送 アナログ停波前のコールサイン
アナログ放送の終了で、実際に停波したときの映像です。

私自身は停波の時は各放送局がどのような対応をしたのかは知らないのですが、Youtubeにアップして頂いた画像を見ると、味わい深いな、と感じました。
ひょっとしたらKTV(関西テレビ)さんだけかもしれません。


京都、神戸、大阪のカメラから「その瞬間の街」を映し出しています。私は神戸で生まれ育ち、震災を経験したので、特に神戸について語るアナウンサーの言葉にこみ上げる感情が湧いてきました。

ぜひ見て下さい。

冷静に考えると、関西で生まれ育った人間だからグッと来るのかも知れませんね。



583KTGN さんが 2011/07/24 にアップロード

しんみりとした終わり方に好感が持てます。


この映像をアップされた方のコメントです。
たしかにしんみりとして、心に余韻が残ります。




| Izun | ライフ | 13:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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[連歌]サラリーマンとビジネスマンの違い(雑感)/やまもといちろうBLOG
Agile Project ManagementAgile Project Management / VFS Digital Design

サラリーマンとビジネスマンの違い(雑感)/やまもといちろうBLOG


この記事、生の感覚を素直に書いていて、すごく納得するところありました。

サラリーマン、ビジネスマンというカテゴライズということではなく、ビジネスにおける重点、組織、多様性やリーダーシップの事を書いていると私は感じました。

気になった部分を連歌として、書いてみたいと思います。
部分部分を切り出すと、別の意図や解釈になる可能性はありますが、連歌として勝手に進めます。

 分からないものを分かるようにするにはどうするかっていうんで、いろいろと成功哲学だの自分のロードマップ作りだのに取り組む人もいるんですけど、少なくとも自分の周囲にはケセラセラであんまり先のことを考えず、瞬発力のある思考をその場その場で繰り返しているうちに大きくなっちゃった、っていう能力と幸運を持ち合わせた人のほうが多いような気がします。私はどちらかというと計画立てたり何年後はこうしようとか緻密に考えてメモって思案してるほうだけど。っていうか、本当に何も考えずに経営して、それがうまくいってるって人を見ると純粋に嫉妬します。遊び回ってるようにしか見えないんだよなあ。


そうですね。これを私なりに解釈すると、「自分を知っているかどうか」に尽きると思います。

成功哲学や自分のロードマップというのは、自分を知らないから取り組むのであって知っていれば取り組む必要もないですね。

また瞬発力も同じで、先を考えていないのではなく、自分を知っているからこそ「今ここ」に自分のリソースを集中していると言い換えることが出来ます。自分の得意・不得意分野が明確であり、例えば自分が何年後の計画を提示するよりも、優れた先見性と得意とする社員がいたならば、一緒に作ればいいだけの話ですね。その意味で背負い込まない気楽さも生まれる。

なので、一切を部下に任せて遊びまわっているように見える。本当は難しい顔して議論するのではなく、リラックスしながら、いろんな社員、取引先、友人、メンターなどと会話する時間を持つ方が、アイデアも湧いてくる。

おそらく、こういった感じで「自分を知っている」人が、涼しい顔してビジネスのリーダーとして存在している気がします。


 いろいろと仕事や子会社を任せていて思ったのは、サラリーマンの人たちに目標を押し付けてこなさせるというマネジメントは、短期的には成果が出やすいし方法論として楽なんだろうけれども、競争の源泉となる創意工夫が後回しになるんだなあということです。目標達成へのモチベーションが年を追うごとに磨耗していき、結果として疲弊した組織で新しいことに何一つ取り組めず、前からの方法論を踏襲するだけの会社になってしまって、肝心の商いが回らなくなっていくんだなあと感じたからですね。


これも、人間の得意・不得意ということかな、と思います。

企業立ち上げ時期ではアイデア出しに向いている人、企業の安定経営の時期では組織作りに向いている人、が必要となると思います。

なのでベンチャー企業がスタートして、最初は良いけど数年で大企業病が蔓延していくのは、アイデア出しする社長がいつまでも組織作りを先送りにしている可能性がありますし、スタートで躓く企業は、組織作りに手をかけすぎているのかもしれません。

この観点から上記を見ると、サラリーマンの人たちに目標を押し付ける、というのは、少し辛辣な言い方にはなりますが、アイデア出しも組織作りも経験がない、と言えるのではないでしょうか。

本当はスタートアップ時はドラゴンクエストで言う「ガンガン行こうぜ」のリーダー。数年経って安定し始めると「いろいろやろうぜ」のリーダー、が向いていると思います。
モチベーションが摩耗するのは「じゅもんをせつやく(つかうな)」というリーダーなのかも知れません。「せつやく」はマジックパワーを回復系の呪文に振り分けることができるので、いわばドラクエで言うと街に寄らずに長距離の移動ができる、つまり経費削減で利益を出すことが出来ます。しかし、しっかりとした装備をしているなら「せつやく」しなくてもいいはずですし「せつやく」ばかりしていると、組織のメンタル面も疲弊してしまいます。(結局はコストが掛かる)

せめて、せつやくではなく「いのちをだいじに」というリーダーなら、組織という人間の集団における、身体と気持ちの疲れ具合を観ることが出来るので、メンバーの疲弊はしないでしょう。


 その意味では、ルーチンの仕事をしっかりこなして事業収益を上げている投資先のマネジメントは参考にしました。決して高い給料を払っているわけではないけれども、しっかり稼いで還元していくにあたって、少人数で必ず綿密なコミュニケーションを取り、工夫のための部会を開いてコストをかけているところがうまくいってまして。正直、あれは見習おうかと思ってます。


これはまさに対話の必要性を物語っていますね。

綿密なコミュニケーションにコストをかける事は、ある意味、スコラコンサルトさんのオフサイトミーティングにも似ていますね。

社内でのミーティングだけでなく、ダイアログの習慣化と言えるかも知れません。ダイアログというと大げさですが、お互いの納得や理解や共有という「場づくり」の時間を惜しまないということです。
この考え方は、3MやGoogleの「XX%ルール」にも匹敵する、チームビルディングでもあり知的生産性を向上させるポイントなのです。(この仕組みづくりが私の本業なのですが)

 逆に、うまく行かなかった投資先や関係先の特徴というのははっきりしていて、同じような価値観で似たような能力を持っている人が集まって、会社として意欲的に取り組んでいこうというケースであります。RPGでいうと、戦士だけでパーティーを組んで、みんな経験値がありレベルが高いから大丈夫だろう的な発想でありますね。結構、そういう事例はゴロゴロしています。


まさに自然界の生物の生態における自律分散システムの研究で明らかになっていることですね。
働くアリ、怠けるアリ と パレートの法則 の裏話(全体最適の本質とは?)

菅原 研氏(東北学院大学教養学部情報科学科 准教授)の説では、均一化された能力&特性のアリの集団は、均一ではないアリの集団より、外的変化に弱いということです。一般的には、はたらくアリ、怠けるアリとして紹介されているものです。

働く怠けるという振る舞いが問題なのではなく、本質的な答えとしては、均一化された振る舞い(能力)では、偶然を生み出したり、違う動きができないので、外的要因の変化に追従しにくく、持続できない集団になるということです。なので自然界では絶妙なバランスで、得意分野が違う多様性のある集団が生まれるようになっているということです。

これは経営でも同じ話なのではないでしょうか。

 適材適所というのは難しいもので、その会社に勤めている誰が、どういう能力がありそうか、という目利きがまずどうしても必要になるんですけれども、実際これって相当大変なことです。私だって自信がありません。なので、誰がどの仕事に向いているのか、というのは経歴や話してみての性格を元に、仕事を任せて見ない限り分からないんです。任せてみて、ああ彼はラストチャンスだなとか、複数タスクを任せると手が止まる人だなとか、そういう見極めを一個一個して、本人と対話して、向き合っていくしかないんでしょうね。


これはそうですね。対話することは大事だと思います。
人の目利きというのは、ある意味、経験を積むしか無く、しかも、特に大切なのは目利きする自分が「自分とどれだけ対話できているか」が重要です。自問自答というやつですね。目利きするにあたっては対等に対話することも重要で、上下関係になった途端に目利きの感度が落ちてしまいます。(こうあるべき、とか自分が優位になっているということなど、心理面が影響する)

 そのぐらい、人の評価というのはむつかしいです。正直、見抜く自信はありません。うちの家内のほうがよほど人を見る目があるという(笑)。なので、見抜けなくても仕事を任せてみて、計画を立てさせたり、意識付けをしてみて行動の変化を感じ取ったり、商いというのはなるほどそういうことなのかなあと悩みつつも一歩一歩進んでいこうと思っています。


人の評価というのは、間接的には自分を評価することでもありますからね。
「一歩一歩進んでいこうと思っています。」とても共感します。
相手も意識付けして変化していくだろうし、同時に自分の目利きも変化させていく、お互いの成長なんですね。

すごく、連歌として言語化してみて、私自身も明確になった部分がありました。
ありがとうございます。

JUGEMテーマ:ビジネス


| Izun | ビジネス | 00:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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